我が家の、侠小住宅向けのスリムツリーです。150cm。
時々記事に載せる、絵本とわらべうたのお部屋の中では、
最後にお母さんに向けてお話しする時間があります。
わらべうたや絵本、子どもの成長などについて
先代の進行役だったOさんが行っているものです。
短い時間で話すことですが、
その中に詰まった言葉や想いを
お母さん達は本当によく聞いています。
今月は、サンタクロースのことを話しました。
紹介したのは、この2冊。
「サンタクロースっているんでしょうか?」偕成社
「サンタクロースの部屋」(松岡享子/こぐま社)
そして、“サンタクロースの部屋”から
はしがき部分の一節を読んでくれました。
アメリカの児童文学評論誌に載っていたという①と、
②は松岡享子さんの言葉です。
①「子どもたちは、遅かれ早かれ、サンタクロースが本当は誰かを知る。
知ってしまえば、そのこと自体は他愛のない事として
片付けられてしまうだろう。
しかし、幼い日に、心からサンタクロースの存在を信じることは
その人の中に信じるという能力を養う。」
② わたしたちは、サンタクロースその人の重要さのためでなく、
サンタクロースが子どもの心に働きかけて生みだすこの能力のゆえに、
サンタクロースをもっと大事にしなければいけない。
心の中に、ひとたびサンタクロースを住まわせた子は、
心の中にサンタクロースを収容する空間をつくりあげている。
サンタクロースその人は、いつかその子の心の外へ
出ていってしまうだろう。
だが、サンタクロースが占めていた心の空間は、その子の中に残る。
この空間がある限り、人は成長にしたがって、
サンタクロースに代わる新しい住人を、ここに迎えいれることができる。
この空間、この収容能力、つまり目に見えないものを信じるという心の動きが
人間の精神生活のあらゆる面で、どんなに重要かはいうまでもない。
のちに、いちばん崇高なものを宿すかもしれぬ心の場所が、
実は幼い日にサンタクロースを住まわせることによってつくられるのだ。
別に、サンタクロースには限らない。
魔法使いでも、妖精でも、鬼でも仙人でも、ものいう動物でも、
空飛ぶくつでも、打出の小槌でも、岩戸をあけるおまじないでもよい。
幼い心に、これらの不思議の住める空間をたっぷりとってやりたい。
①・②共に本文より抜粋
ちょうどこのころ、学校で次男が顔にやけどをしました。
クラスの子にやられたもので、
ストーブの煙突に制服のボタンを押し付けて熱したものを
顔面に押し当てるというもの。
母はおはなし会に行っていたこともあって、自分の子どもの学年の子は
たいてい知っています。先生から詳細を聞いた時に、
大事になって一番ビックリしたのは、
我が家の次男よりやけどをさせた本人だっただろうと思いました。
先生も、同じ事を言っていました。
次男のこともそうですが、三郷の事件も騒がしい頃だったので、
読んでもらった言葉が余計に胸に響きました。
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