« 昨日・・。 | トップページ | 今月の詩 2009.6月 »

西遊記

大昔、天地は混沌として区別なく

ただ渺茫として人影もなかった

盤古あらわれて天地を押し開けば

軽く澄んだものは浮かび上がって天となり

重く濁ったものは沈んで地となった

天には日、月、星辰を造り

地には山川草木を造り

生きとし生けるものを生み出して

ものみなそのところを得さしめた

天地創造の巧みを知ろうとするなら

すべからく看よ、「西遊釈厄伝」を---

「福音館書店」から出版されている西遊記は、

こんな書き出しで始まります。

あまりにも有名な孫悟空の物語は、

西暦1500年代に生まれています。

作者の呉承恩が、70歳を過ぎてから作ったものです。

何百年も前に、こんなにも壮大な物語が

存在していたのだということに、驚かされます。

長く大衆演劇として親しまれていたため、

章の終わりが講談口調になっているのが

魅力の一つです。

児童文学ですが、大人が読んでも十分楽しめます。

子どもにも読んで欲しいけど、「これはちょっと難しい」

と思う方には、理論社の斉藤洋さんが書いている

西遊記がおすすめです。

2冊のおすすめ「西遊記」

book福音館書店  文庫(上・中・下)

 呉承恩/作 君島久子/訳 瀬川康男/絵

book理論社  既8巻

 斉藤洋/作 広瀬弦/絵

西遊記〈上〉 (福音館文庫)

西遊記〈上〉 (福音館文庫)

著者:呉 承恩,瀬川 康男

西遊記〈上〉 (福音館文庫)

西遊記〈8〉怪の巻 (斉藤洋の西遊記シリーズ)

西遊記〈8〉怪の巻 (斉藤洋の西遊記シリーズ)

著者:斉藤 洋

西遊記〈8〉怪の巻 (斉藤洋の西遊記シリーズ)

2012年追記

福音館書店の西遊記は、中国の方に「最も素晴らしい訳の本」として

高く評価されているそうです。

ここまできちんと訳されている本はないのだとか。

さすが、君島久子さんですねheart04

|
|

« 昨日・・。 | トップページ | 今月の詩 2009.6月 »

おはなし会」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 昨日・・。 | トップページ | 今月の詩 2009.6月 »