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2013年11月

今月の詩2013.11 「山のあなた」

「山のあなた」 カアル・ブッセ

山のあなたの空遠く

さいはひ
「幸」住むと人のいふ。

ああ               と
噫、われひと ゝ 尋めゆきて、

涙さしぐみ、かへりきぬ。

山のあなたになほ遠く

さいはひ
「幸」住むと人のいふ。

海潮音 上田敏(うえだびん)訳詩集(新潮社)

Img017_2

カール・ブッセの有名なこの詩ですが、

10月に詩の勉強をした時に、

先輩が好きな詩として挙げたのがこの詩でした。

今、tvドラマ「ダンダリン」でも竹内結子ちゃんが

唱え言葉のように言っていますね。

50代の方は、落語で聞いたことがあるかもしれません。

私はこの詩を耳で聞いたのはその時が初めてで

とても心に残りました。

やはり、耳から聞く方が読むよりも入ってくる気がするし、

好きな人が読む詩は聞く方も聞き心地がいいです。

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コグメドの説明会

以前、三者面談の際に先生から聞いた

2学期からココさんの学校で始まるというものは、

やっぱり“コグメド”でした。

2学期から開始するということで夏休みに説明会があり、

知っておくのも勉強と思って参加してきました。

せっかくだから、記事にしておこうかなと思い立ち

今更ながらの報告です。

説明会は、夏休みの日曜日に学校で行われました。

何と、コグメドの社長さん自らが説明にいらしていて、

ちょっと驚きました。

こんな機会はめったにないので、

聞きたかったことを質問させてもらいました。

事前にコグメドを調べてみたら、

コグメド自体評判は悪くないのですが、

“対応する事務員さんがすごく評判が悪い”

という情報がとても多かった。

私はその方と実際にお話したわけではないので

何とも言えませんが、あれだけ言われているのを見ると

火のないところに煙は立たないよなと思う・・。

学校で受けるとなると事務的なこともトレーニングもすべて

関わるのは学校の先生なので、

興味のある人には良い話かなと思いました。coldsweats01

聞きに来ていた保護者さんは8名ほど。

社長さん自ら仕組みやプログラムなどの説明をしてくださり、

非常にわかりやすかったです。

院長先生も自分もやってみようと思っていると言って

笑いを誘っていましたが、

健常の人がやってもWMが増えると思うので

私もお金があったら試してみたいなと思いましたhappy01

実際にやってみたらわかるかなとか思うし、普通に好奇心・・heart04

ココさんにもどうかなと思いましたが、

夏休みに行ったWiskⅢの結果を見ると、

WMがとっても高かったので、体験も行わずでした。

保護者からの質問の中で、

「脳を鍛える・・」のゲームとの違いがわからないという質問が出ました。

ご自身(親御さん)が好きでやっていらっしゃるようで、

コグメドと同じような内容のものだから、同じではないのかと・・。

実際に脳トレでトレーニングすると効果がある!と言っている

サイトもあったりするので気になったのかもしれませんが、

やり方によっては効果が得られる可能性もあるのかもしれないけど

コグメドとは全く違うものだと言われていました。

昔「ゲーム脳の恐怖」を書かれた方も

講演会で実際に効果はあるのかという質問をされて、

「あれはゲームです」と言い切っていたのを思い出しました。

他にも色々と取り組んでいるココさんの学校。

wiskなんかも学校で受けられるようになるらしく、

コグメドの効果が簡単にわかるように始めるのだろうけど、

診断をつけないといけないような子が学校にいた場合は

学校で気軽に受けられるのがいいかなって思いました。

先生も結果を見て対応する手立てがつくし・・confident

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5年生お話会(朝自習)と、国語の朗読発表会

今回のプログラム

絵本 こまるなあおとうさん(アスラン書房)

お話 山伏ときつね(日本の昔話2/福音館書店)

Photo

このお話会はいつも行っている学校ではなく、

いつも行っている支援学級のある学校です。

今年度ピンチヒッターで語り手として参加しています。

プログラムから参加していないので、絵本は今回初めて見るものでした。

秋の、子どもたちが落ち着いた雰囲気の中で読むのに良い絵本かなと思います。

私はきっと普段手に取らないタイプの絵本なので、

他の学校のお話会に参加すると勉強になりますhappy01

このクラスに入るのは2回目ですが、やっぱりちょっと緊張するので

少しお話してから語りをしました。

ちょうどその日はマラソン大会の試走の日だったので、

長距離で走るときのコツを伝授note

絵本は静かに良く聞いてくれていましたが、

お話は一番怖いところで廊下をガヤガヤと子どもが通って行ったので

私も子どももハッと現実に戻ってきてしまい、

そのままの雰囲気で終わってしまいました。怖い話は難しいです。

まだまだ、この話は自分のものになっていないなと反省しました。

5年生と言えば、

先日いつも行っている学校の方の5年生の授業に招待されて

国語「大造じいさんとガン」の音読発表会を見学させていただきました。

知っている子の少ない学年だったのですが、

一生懸命発表している姿に感動して一番物語が盛り上がる部分では

泣きそうになってしまいました。

普段子どもたちに向けて語りをしている私達に聞いてほしいという主旨で

行われたのですが、こんなに素晴らしい発表なら

保護者の皆さんにも聞いてもらったらよかったのにと思いました。

私達だけ聞いてしまって、申し訳ないくらい素敵な発表会でした。

発表の後、感想を聞かれたので、

自分たちはお話をするときに物語を頭の中で描きながら語るのだけど、

皆の朗読はとても気持ちがこもっていたので

頭の中で物語が鮮明に浮かんだと話しました。

子どもの一生懸命な姿が見られるのはとても嬉しいことだし、

子どもも、人に見てもらうという事でより頑張るような気がします。

思いがけず素敵な時間をもらって嬉しい母でしたnote

Photo_3大造じいさんとガン(偕成社)

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高校生におはなし会

何年かぶりに高校(3年生)の授業に行ってきました。

その高校では、選択授業で「発達と保育」があり、

その時間に「家庭での読み聞かせ」についてお話しました。

2限時間をいただき、

まずは普段図書館で行っている幼児の部のおはなし会を

実際にやってみました。

shineプログラムshine

 ♪   よがあけた

絵 本 おにぎり(福音館書店)

絵 本 どろんこハリー(福音館書店)

手遊び なかなかほい

お 話 ねずみのすもう(日本の昔話2/福音館書店)

さよならあんころもち 

それから、Tさんが家庭での読み聞かせについて話し、1限は終了。

次の時間では、実際に自分が子どもに読みきかせた絵本について

Tさんと私とそれぞれ紹介したのですが、

私は“科学絵本”の紹介をしました。

“これ”と決めずにテーマでの話をするのは初めてだったけど、

聞いている生徒さんが親になった時に、

私が話したことを覚えていてくれたらうれしいなと思い・・。

話だけだと飽きてしまうので、絵本を読み聞かせながらのお話でした。

まずはクイズを一つ。

「このまつぼっくりは普通に入れると口が細くて入りませんが、

 どうやって瓶の中にいれたでしょうか?」

Img_6041

「無理やり押し込んだ!」など声が上がりましたが、

「瓶に水を入れてまつぼっくりを入れた」という子がいました。

ちょっと違いますが、考え方は正解!

“まつぼっくりを水に濡らして、しぼませてから入れた”

というのが正解です。

Img_6042_4
子どもにとっては、これは立派な科学で、

未就学児にとっての科学は難しいものではなく

日常の身近なものだという事を説明しました。

科学絵本には、写真絵本が多いのも特徴です。

今回はカテゴリーを3つにわけて紹介。

①人の体

②自然

③動物・昆虫

沢山の絵本を紹介しましたが、反応があったのは下記の絵本の話で、

Photo「ぼく、だんごむし」(福音館書店)

ダンゴムシは石やコンクリートを食べること、

脱皮した皮も栄養になるので必ず食べるという事。

ダンゴムシとわらじむしのちがい(丸くなるかならないか)という話と、

Img002ゆきまくり(福音館書店)
それから、「ゆきまくり」は粘り気のある湿り雪が降った時、

新しく積もった部分だけを巻き上げてゆきまくりが出来る事。

山の斜面にできるのものもあれば、平原でできるのもがある。

平原の場合は、風に押されてできるということ。

Img002ほたる(福音館書店)
そして、写真絵本もみせて、

ほたるは卵の時から光っているという話をしました。

いくつか絵本も読もうと思って準備していましたが、

男子から読んで欲しいとリクエストされたのは、

なんと「みんなうんち」(福音館書店)でした。

ほかに、「おなら」という絵本にも男子の反応が高かったです・・sweat01

いくつになっても、こういうの好きなんですね~happy01

それから、今の子は“かわいい”物が大好きなので

可愛い絵本に目が行くことが多いと思うけど・・という前ふりをして、

動物・昆虫の絵本は写実的(リアル)なものが多いことをはなし、

科学絵本の場合はどうぶつや昆虫の生態を描いているので

ぬいぐるみのような絵ではわかりにくいから

写実的に描かれているのだという話をしました。

お話会の中で読んだ「どろんこハリー」は、

物語絵本なので可愛い絵でもいいけれど、

動物の生態をうさこちゃん(ミッフィーちゃん)の絵で描かれても

子どもには伝わりにくいという事。

化学絵本でなくても、「どうぶつのおかあさん」や「もうおきるかな」など

生態を描いているような絵本は写実的だということ。

そして、比較として「たまごのあかちゃん」を出し、

こちらは遊びを楽しむ絵本なので写実的でなくてよいのだ

と伝え、写実的な絵本も手に取ってほしいと話しました。

最後に「はなのあなのはなし」という絵本を読み、

物語絵本は読み終わったらおしまいで、物語の世界から帰ってくるけど、

科学絵本は読んでいる時に絵本の世界と現実の世界を行ったり来たり出来る。

ということと、少し大きい子用にある昆虫や生き物の絵本などは

「子どもが最初に出会う図鑑」になることも伝えました。

(へたな図鑑より、よっぽどピンポイントで探したいものに出会えるのですよshine

そして、子どもにとって、絵本は読むものではなく絵を見るもので、

読んであげるのは大人だということ。

自分は科学絵本が大好きなので紹介したけれど、

勉強のために見せたりするものではないので

「読ませなきゃ!」と思って選んではいけない。

子どもが興味を持ったり、自分が面白いと思ったものを

読んであげてほしいという事も話しました。

最後、一緒に行ったTさんが、

「びっくりまつぼっくりの絵本、読まなかったね。」とポツリ。

あ~~~~、やっちまったbearing

クイズだけ出して、クイズの答えとなる絵本の紹介を

すっ飛ばしていた母でした・・・sweat01

読むのすっかり忘れていましたよ~coldsweats01

紹介したかったなぁ~~think

Photo_2「びっくりまつぼっくり」(福音館書店)

2時間あっという間で、楽しかったですhappy01

この学校には、ココさんの小学校で仲が良かったI君と、

ココさんに理解のあったK君が通っています。

残念ながら二人には会えませんでしたが、I君は図書委員だそうで、

司書の先生から近況を聞く事ができましたconfident

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工藤直子さん講演会

先月、越谷に工藤直子さんが講演をしにいらっしゃいました。

11月2日がお誕生日で、78歳になられたそうです。

実際の年齢よりもうんとお若く見えました。

小澤俊夫先生も斎藤惇夫先生もそうですが、

皆さん実際の年齢を聞くと「え~?!」と驚くほど本当にお若いです。

本題に戻します。

工藤さんの「のはらうた」が大好きな母ですが、

講演会はいつも都合が悪く、

何度か講演会のお知らせをいただいたり目にしたりしましたが、

一回も行けたことがありませんでした。

なので、私にとっては今回待ちに待った講演会・・・・shine

当日は2時間なんてあっという間で、

それはそれは楽しい講演会でした。

一番印象に残った言葉が

「文章は点やまるで続くが、

詩はすきなところで区切ったり行を変えることが出来る。」

「上は揃っていて、下はなりゆき。」

という言葉でした。

ちょっとほっとしました。

以前小学校のおはなし会の勉強会で詩を読んだとき、

言葉の区切りに異常に過敏になる人がいて、

「先生はこういっていた、ああいっていた」と言われて

区切りに関してものすごく指摘されたことがありました。

っていうか、先生って誰?って話なんですが・・。

そんなことはどうでも良くて、

語りや絵本についてはある程度の目安的なものがあり

それに基づいて経験を積んでいくのですが、詩に限ってはそういうものがなく

読むときに「これでいいのかな?」と考えてしまう事が多々ありました。

常識の範囲で区切る分には問題ないのだとわかり

ちょっと安心できました。

質問の時間には、何個も質問したいことがあったのですが

「子どもが初めて詩に出会う時、

 “作った人の言葉や気持ちを文章にしたものだよ”

 と説明するのですが、もし先生なら

 どんなふうに説明されますか?」

と聞いてみました。

「大人だからといって、正しい答えを持っていなくても良いのでは?

 その時に自分が感じたまんまを伝えてみればいいのではないか。」

という事を言われました。

同時に谷川俊太郎さんの「詩ってなんだろう?」(筑摩書房)を

オススメされました。(はい、持ってます!!good

Img001

それから、他に聞きたかったことが3つあって、

どれも聞きたかったことだったのですが

他の方の質問から全部それを聞くことが出来ました。

まず一つは「おまじない」という詩を朗読してほしかったこと。

これについては質問の内容は忘れてしまいましたが

ああ、これは「おまじない」の事だと思ったことばがあって、

工藤さんが自分を励ますときに、鏡に向かって

「心配するな。私には私がついている。

 私だけは、私を見放さない。」と言うお話をしてくれました。

その際に「おまじない」の詩を朗読してくださり、念願成就heart04

二つ目は、確か「先生のようにポジティブに生きるためにはどうすれば?」

という質問だったと思います。

それに対して

やったことに対して落ち込んだときには

「やったことはやりたかったこと

 やらなかったことはやりたくなかったこと」

と思うようにしている。という事でした。

私はこの言葉をおはなし会の先輩にもらった経験があります。

学校の役員の事で嫌な思いをしたときに

先輩にこの言葉をもらい、

自分の中でその問題がすとんと落ちたことがあって。

先生自身の口からきけて、これまた念願成就note

そして、三つ目は陸上のマスターズのやり投げで

日本一に輝いたというお話。

これに関しては詩に全く関係ないので

絶対に聞けないことだなあと思っていたのですが

これもまたどなたかの質問にこたえている時に

そこにたどり着いて聞くことが出来ましたhappy01

70歳過ぎてから体力づくりを始めたそうで、

15キロ体重を落としたそうです。

体重が落ちたらスポーツをしたくなり、

やり投げを始めたとのこと。

「70歳過ぎても、運動すればちゃんと筋肉はつくのよhappy01

とおっしゃっていました。

聞きたかったことを全部聞くことが出来て

最近全然ダメダメな私に何のご褒美だろうというくらい

素敵な言葉と元気ををいっぱいもらってきました。

いや、むしろダメダメだった私に喝を入れるために

神様が講演会に行かせてくれたのかもconfident

shineポジティブに頑張っていこうと思った、楽しい講演会でしたshine

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