今回は、地元の秋さがしをした記事と、
自分一人で訪れた時の記録を記事にしてみました。
母の住む街は緑が多いので、
ウォーキングマップが作られていたりお散歩コースがあったりします。
先日、ボランティア仲間のYさんが秋さがしの会を開いてくれたので、
参加してきた様子を載せていきたいと思います。
今回紹介するのは興善院です。
まずは、私が一人で9月中旬に行った時の写真から。
興善院は、9月20日前後は、毎年彼岸花がきれいです。

これは、9月13日に行った時の写真です。
行った時にはまだ早くて、早咲きがちらほらと咲いていただけでした。


興善院の脇を通って少し奥に進んだところには、
赤い彼岸花がたくさん咲きます。写真は、咲く前のもの。

さて、今回の秋さがしは、地元では有名な西川先生と一緒に
秋を探すという会に参加してきました。
西川先生は地元安行で絶滅した一輪草を復活された方です。
ボランティア仲間のYさんはご夫婦で草花や虫に詳しく、
今回は、先生と一緒にご夫婦で案内してくれました。
Yさんのご主人は西川先生のお弟子さんです。
今回先生は人に囲まれてお話を聞くことが
できなかった場面がたびたびあり、そんな時はYさんのご主人に聞いていました。

これはハクモクレン。
秋の木々は私達を楽しませてくれますが、
植物たちは春に向けて準備をしているそうです。
冬を耐える。冬の温度が低く水の乏しい時期を
どうやって乗り越えるか、命をいかにしてつなぐか・・。
ハクモクレンも、冬に向けて準備の真っ最中でした。

これは、抱き地蔵。山門はいって左手のお墓の方へ進むと
奥にひっそりとたたずんでいます。
初めて見たのは7~8年前ですが、その時よりお地蔵さんが
木に包まれているように思いました。

引いて見るとこんな感じです。
お墓は、彼岸花とスダジイどんぐりもあります。

こちらは菩提樹。
お釈迦様は大木の下で悟りを開いたと言われている。
その木は菩提樹。インドにある菩提樹が中国にはなく、
中国では代わりとなる木を選び菩提樹とした。
日本のほとんどの菩提樹は中国の選んだ菩提樹だが、
興善院にはインド菩提樹がある。(クワ科・イチジクの仲間)

興善院右手に出て先へ進んで行くと、白蛇の神様を祭った祠があります。
その途中にあったのはカラムシ。エゴマの葉に似ています。
茎の皮をよって引っ張ると、強くてなかなか切れません。
服の素材になるそうです。どこでもよく見かける雑草ですよね。
先は二手に分かれていて、左右どちらに進んでもシラカシどんぐりが落ちています。
右手には、クヌギどんぐりも・・
二手に分かれている道は、どちらから行っても下の祠の所にでます。

祠の手前にあるケヤキの木は、西川先生曰く
「川口一美肌のケヤキ」だそうです。

そしてこれ、見えますか?ケヤキの実です。
ケヤキの葉は先だけ小さく、実が付いています。
その部分だけ、秋になると他の葉に先だって落ちるそうです。
空へ飛ばすと、クルクルと輪をかいて落ちてきます。きれいです。
この記事は、秋さがしその2へと続きます。
最近のコメント